米ぬかは万葉集の時代から生活のなかに根付いてきました。江戸時代には、すでに米ぬか袋を使って顔を洗ったり、入浴したりと美容成分として注目されています。
現代にわたって注目される美容効果の一つに、米ぬかの自活力があります。
米ぬかには、豊富な油分やビタミン、ミネラル、独自の成分が含まれています。
米ぬかに含まれる油分は、オレイン酸やリノール酸などの良質な油分です。肌本来の皮脂分泌を促し、皮脂膜の働きを助け、水分の蒸発を防いでくれます。
乾燥を外から補うだけでなく、肌自らが潤う力をつけてくれる効果も研究で示されています。
肌の自活力とは、外部の刺激から肌を守り、自ら潤って美しく健やかな状態を保つ、肌が本来持っている力のこと。
ポイントは3つ。保湿力とバリア機能、ターンオーバーです。これらが自らの力で保とうとするかどうかは肌にとって死活問題。自活力がないと、肌荒れやシミしわ、弾力性の低下など多くのトラブルが起こります。
たくさんの化粧品を肌与えるスキンケアから肌本来の力を引き出すスキンケアへのシフトが、自活力を高めるためには大切。
冬へとどんどん乾燥も進み、肌のコンディションを保つのが難しい時期、米ぬかオイル美容をぜひ。
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